ごあいさつ

Vol.6

磨き残しは、歯の病気のもと!

  磨き残し

磨き残しを作らない、
チェックポイント。

 日常的に、見えない歯の汚れを歯ブラシでキレイにしなくてはならないのですが、磨き残しをなくすのはとても難しいことです。磨き残しを放置していると、そこから、むし歯、歯周病などの病気が進行してしまいます。
 磨き残しを作らないためには、磨き残しができやすい場所を頭の中でしっかりイメージしながら、また鏡でしっかりチェックしながら、歯みがきを行うことをお進めします。

 

 磨き残しチェック


Vol.5 

免疫力を高めて歯周病などの
病気に勝つ!

免疫力で病気を予防する。
 病気になったら、薬を飲んで治すことが当たり前になっていませんか?本来、私たちの体には、病気に打ち勝つための免疫力があります。みなさんには、普段から「免疫力を高めて、いろいろな病気を予防する」という意識を持っていただきたいのです。感染症のひとつである歯周病も、免疫力を高めることで予防することができます。

免疫力アップのために、簡単にできる3つの行動!
よく噛んで、唾液を出そう。よく噛むと、唾液がたくさん出てきます。この時、唾液と一緒に出るパロチンというホルモンが、免疫力を高めるといわれています。また、唾液アミラーゼが消化を助け、胃の負担を軽減。栄養素の吸収がアップし、免疫力を高めます。さらに肥満防止にもつながります。ひと口30回を目安に。
食後の休憩。食後30分は、ひと休みしましょう。
食事の後にジョギングなどの運動をする人を見かけますが、食後すぐに運動をすると、胃腸に充分な血液が回らなくなり、消化がうまくできなくなります。食後は、胃腸をいたわり、ゆったりリラックス。すると、ますます消化液がよく分泌され免疫力アップにつながります。 
腹式呼吸。腹式呼吸は、アジアだけでなく欧米でも古来重要視されています。食事の消化・吸収、内臓運動、心の落ち着きなどに影響し、停滞している静脈の血液の流れを良くしたり…。腹式呼吸を続けていると、いろいろな症状が緩和し、改善されるとの報告もあります。
 免疫力アップのためのこれらの行動を、しっかりと意識しながら毎日の生活習慣に組み込んで、元気な体を維持していただきたいものです。もちろん、食後の口腔ケアもていねいに行いましょう。しっかり噛める歯で家族みんなが健康に過ごすために。「よく噛む」習慣は健康維持と「免疫力」アップにつながります!

免疫力3つの行動

Vol.4

免疫力の低下にご用心!

免疫力低下の信号を見逃さないで。
①風邪を引きやすく、長引くことが多い。
②のどが腫れやすい。
③結膜炎になったりものもらいがよくできる。
④ニキビや吹き出物、肌荒れに悩まされる。
⑤おなかをこわしやすい。
⑥いつも疲れていて、なんとなくだるい。

このような症状のある方は要注意。

健康維持のために、定期的に確認しましょう!
 免疫力は、体外から侵入してきた病原菌や体内で発生したガン細胞などを駆除し、体を守る仕組みのこと。免疫力が低下すると、頭痛や肩こり、腰痛、カゼをひきやすい、疲れやすい、肌荒れなど全身に不調がおきやすくなります。そして、歯周病も免疫病のひとつです。また、一般的に中高年になると生活習慣病を発生しやすくなるのも、免疫力低下と密接な関係があります。免疫力の低下を事前に察知して、食事や生活習慣を見直し、健康維持に心がけましょう。

だ液の力

Vol.3 
甘い物大〜好き!という方に。
上手にお菓子を食べて、むし歯を予防!

 むし歯菌が活動すると、歯を溶かします。活動する時間を短くすることが大切です。口の中の、むし歯菌(ミュータンス菌)は、ふだんは寝ています。しかし甘い物を食べると、起き出して約20分間活動(歯を溶かします)。そして、また寝てしまうのです。つまり、むし歯菌が起きて活動する時間が長ければ長いほど、むし歯になる危険度がアップするということ。甘さや量はむし歯の危険度とは関係ありませんが、食べる回数×20分間が、歯の溶ける時間となるわけです。
 母乳で育った子どもには、意外とむし歯が多いといわれる理由も実は、ここにあります。母乳は約7%の乳糖が含まれる甘い物。
好きな時間にのむことのできる母乳を、子供の要求するがままに
与えることで、離乳期以降の不規則な食生活を習慣づけてしまい、むし歯を誘発してしまう場合が多いのです。しかしながら、母乳を吸う運動はかむ運動の基礎になり、健全な歯をつくる重要なポイント。だらだらと与えるのではなく時間を決めて飲ませるようにしてあげてください。 むし歯の少ない北欧では、土曜日をお菓子の日と決めてほかの日は甘い物を与えない国もあるそう。だらだらと不規則に長時間お菓子を食べる習慣はやめて、食べたら歯みがきをしっかり行いましょう。

      むし歯菌を起こすな

Vol.2 
しっかり噛んで、だ液の力で家族みんなの健康を守りましょう。


 よく噛んで食べるとだ液が旺盛に分泌されます。このだ液こそが、人間の体ににとって欠かすことのできない重要な存在。驚くほど多くのすばらしい働きをもっているのです。 ①味がよくわかる ②再石灰化作用でむし歯を防ぐ ③細菌の発育を抑えて体を守る ④消化を助け病気を防ぐ ⑤発がん物質の働きを抑える ⑥細胞を増やし、体が若返るなど、だ液中には人体に有用な成分がたくさん含まれています。細菌に抵抗する成分、消化を助ける成分、味をよくする成分、血管や胃などの細胞を増やす成分などによって、分泌されただ液は、体の機能を高めて、私たちの体を守っているのです。しかし、昔に比べると現代人は、やわらかい物を好んで食べるため、噛む回数が大きく低下し、だ液の分泌も少なくなっているのが現実です。

噛むと10倍、出てくるだ液。
 食べ物をあまり噛まずに飲み込む人より、よく噛んでゆっくり食べる人の方が、はるかに多くのだ液を分泌し、飲み込んでいるので、だ液のパワーの恩恵をより多く受けられるというわけです。しかし、年齢を重ねると、だ液の量が少なくなります。だ液腺の老化が原因ですが、普段服用している薬などが原因で、だ液の分泌量が少なくなっている場合もあります。お年寄りの方は特に、しっかり噛める歯をいつまでも維持していただくことで、ご自身の健康を守っていただきたいと願っています。
 私たちの体は、食べ物をよく噛むとき、必要な栄養だけでなく、味わいや満足感、楽しみ、くつろぎなどの心の栄養も得ています。よく噛んで食べる習慣は健康維持のための原点です。むし歯、歯周病、入れ歯が合わないなどの理由でよく噛めない場合は、できるだけ早く治療をしましょう。しっかり噛める歯で家族みんなが本当に健康に過ごせるよう、「よく噛む」を生活習慣の一つに取り入れましょう!

 だ液パワー

Vol.1 口の中の歯周病菌が、肺炎や糖尿病などさまざまな疾患につながります。高齢者は、口腔ケアがとくに大切です。


歯周病は、そのままにしておくと歯を支えている骨が溶け出して歯が抜けてしまう怖い病気です。さらに最近の研究では、こうした口の中のトラブルだけでなく、肺炎や糖尿病などさまざまな疾患につながることがわかってきました。
 私たちの口の中には、5百種類以上の細菌がすみついています。歯周病になると歯と歯ぐきの間に、「歯周ポケット」と呼ばれる隙間ができてしまい、このポケットから細菌の出す毒素や菌そのものが、血液中にどんどん入り込むことになるのです。痛くないからと歯周病を放置していると、思わぬ病気が促進されることになるので、要注意です。
 たとえば、お年寄りの場合、唾液や食物が誤って気管に入り込み、口内の細菌が肺で感染症を起こす「誤嚥性肺炎」(ごえんせいはいえん)が非常に多いのです。じっさい肺炎の死亡者のうち、93%は65歳以上のお年寄りです。高齢社会の新たな課題として、お年寄りの口内ケアの大切さをもっと知ってほしいと思います。

 

高齢者の口腔ケア

foote