ごあいさつ


口腔ケアの目的

口腔ケアとは、「口腔清掃、歯石の除去、入れ歯の調整、修理、手入れ、簡単な治療などによる口腔の疾病予防、機能回復、健康の保持増進、さらにQOLの向上を目指した技術」です。口腔衛生の改善のために必要不可欠なものです。

  1 誤嚥性肺炎の予防
  2 口腔疾患の予防
  3 QOL(Quality of Life)の向上

1 誤嚥性肺炎の予防
 嚥下反射•咳反射の低下した人は、睡眠中に不顕性の誤嚥をたびたび引起きこし、この際、だ液とともに口腔内の細菌も同時に誤嚥するために、誤嚥性肺炎を起こしやすいといわれています。口腔内の細菌を減少させる口腔ケアは、予防に有効とされています。※不顕性とは、病気の過程が始まっていますが、まだ病状が表れていないことを表す医学用語です。

2 口腔疾患の予防
 適切な口腔ケアは、各種口腔疾患の予防に有効です。むし歯、歯周病は細菌による感染症であるため、口腔内の細菌を減少させることが大切です。毎日のハミガキは、きれいな歯を維持するだけでなく、細菌の除去のためでもあるのです。磨き残しがないように、丁寧に行いましょう。

3 QOLの向上
 QOLとは、生活の質(Quality of Life)を高めるという考え方です。特に高齢者にとって重要な価値基準であり、質の高い生活とは、自分の求めている暮らし方が現実のものとなる生活です。「生活に満足感があり、喜びがあり、笑顔で暮らす」。口腔ケアの充実によって「口から食べる」「おいしく食べる」ことは、豊かな人生をおくるために、失ってはならない大切なことです。

 

 みがき残し

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